会員番号やポイント残高など、カードの表示内容を書き換えることができるカードを「リライトカード」と呼びます。
リライトカードは
白濁カード(単にリライトカードと呼ばれる)
ロイコカード(ロイコリライトカード)
などがあります。
これらのカードは、熱により発色させる仕組みです。
白濁カードは、アルミの銀色で乱反射を使って文字などを白っぽく見えるようにしています。
ロイコカードは、ロイコという熱で発色する染料を用いて黒や青色などの発色をします。
余談ですがフリクションボールなどの「消せるボールペン」もロイコ染料を用いています。カードとは逆発想で熱で無色になります。消しゴムの摩擦熱で無色化させるわけです。
話を戻します。これらのカードのリライト回数は500回と言われていますが、繰り返し使うと汚れてきて実質200~300回程度と思った方が良さそうです。しかし安価にできるのは魅力です。
前置きが長くなりましたが、私が宣伝したいのは「電子ペーパー」です。電子ペーパーはこれらのリライトカードと違い、熱を使わずに書換えができますので書換回数も1万回程度はいけると思います。
電子ペーパーは仕組みが複雑なのでコストはかかりますが、コントラストが良く、耐用回数が大きいので業務用に繰り返し使用するリライトカードとして利用が期待できます。