寒いシーズンになると電飾が目立ち始めますね。
日も短くなり早い時間から明かりを灯すためか、寒いと明かりに惹かれるのか・・・
それはさておき、光が走る電飾制御ってどうやっているのでしょうか!?
予想ですが、ステージのライティング制御で使用されているDMX512だと思います。
余談ですが昔のステージ制御は電子楽器やカラオケで使用されているMIDIだったんですよ。
DMX512は、250kbpsの非同期通信です。DMXコントローラ(上写真)は最大512チャネル分のデータを配信できます。
これを受ける端末はデイジーチェーンで接続できる仕組みです。これにより配線が楽になるわけです。
各端末は、ID(チャネル番号)を持ち、自局宛のデータ(1チャネルにつき8ビット)を参照して明るさ等の制御を行います。
端末のデータを受け取る装置をDMXデコーダ(下写真)と呼びます。DMXデコーダを内臓した端末やそうでない端末などいろいろあるようです。
端末はムービングライトを含め、照明器具が大半ですが、それ以外でも規格に沿っていれば接続して制御できます。