日本製の腕時計は1950年代にはあったようです。
ゼンマイ式で竜頭(りゅうず)で巻きます。時刻合わせは竜頭をカチッと一段引き出して回すことで行えました。
私が初めて腕時計を付けたのは1975年(高校1年生)でした。竜頭が二段階引き出せてカレンダー調整ができました。少し大人になった気分になったものです。セイコーというブランド名が正確そうでとても気に入っていました。
今は聞かなくなった「自動巻き腕時計」でした。今時の子は電池の腕時計しか知らないかもしれませんね。
機械仕掛けの小さな腕時計が、歩くだけで自動的にゼンマイが巻かれるのですから凄い技術です。精度は日差±15秒程度だったと思います。
その後直にクオーツ腕時計(水晶発振式腕時計)が広がったと思います。確か自動発電だった気がしますが自動巻きと呼ばれていたと思います。精度は日差ではなく月差が±15秒と高精度になりました。
それからデジタル時計(液晶で数字が表示されるやつ)、ソーラー時計、電波時計と安価、省電力、高精度化が進んで現在に至ります。
これからの腕時計はどのように進化していくのでしょう・・・
スマホの機能が少しずつ腕時計に実装されていき、高機能化が進むのだろうと思います。
もしかしたらウェアラブルが進み、メガネが腕時計に変わるかもしれないし、イヤホンやヘッドバンド(カチューシャ)で脳に直接映像や音声刺激を出せるようになるかもしれませんね。
そしたら多くの障害を持つ方もきっと救われるのになぁと思います。